福岡県の葉物野菜名産地の農家を支援するプロジェクト発足

福岡県久留米市は、葉物野菜生産の全国1位の名産地として知られています。
その名産地が、4年連続5回目の水害に見舞われ、福岡県の三井管内200件弱の生産者で毎年30億〜40億円の甚大な被害が出ております。
そのような状況下でも、再生産に向けて意欲を減退することなく、次期作に取り組み、名産地の誇りを持ち、営農活動を継続させてきました。

今回の水害でも、畑で作られていた【全ての農作物】が損失被害となりました。
それに加え、昨年からの”新型コロナウイルス”の影響による農産物の全体的な【単価安も生産者に重く圧し掛かっております。
このままでは、農家の減少による生産量の低下、「日本の安心・安全な強い農業」の弱体化等の様々な問題が生じ、国産から外国産へシフトしていく流れが目に見えてきております。


出荷量の多い福岡県三井管内の葉物が出荷できない状況になると、、、
(価格がすでにこの動きになっています)

<農家から市場へ卸す金額の推移>
※参考事例

上記の通り、コロナの影響で極端に野菜の卸単価が下落しておりました。
農家の収益が下がっていたところでの水害、出荷量減少による野菜の高騰化。
野菜高騰化による購買者の家庭への影響も大きい。

『日本の食は、日本の農業が守る』ことに、自信と誇りを持ち農業を取り組んできた農家が、自ら現状打開し、さらにより良い農産物の生産に向け前を向いていけるように、支援プロジェクトを立ち上げました。

被害を受けた農家にただお金を配る支援は必要ありません。

私たちは『新しい未来をつくるプロジェクト』が必要であり、重要だと考えました。

私たちの次世代を担う人達や子ども達のため、私たちが毎日食する「日本の農産物」を守っていくためにも、農家の再始動を中心にした、「支援」「学び」「対価による消費」を繋げるプロジェクトをつくりあげスタートさせます。

『畑の再生から学ぶ経験・体験』
『未来の野菜を作る、届ける』
『被災復興を学ぶ教室プラン』
『ITを活用した農家と消費者の新しい関係づくり』
『災害に耐えうる商売の仕組みづくり』

※上記のプロジェクト内容は、現在検討しているものです。
 更新及び変更は随時公開してお伝えして参ります。

長い道のりになります。
ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。